監督・脚本:篠原 哲雄
脚本:真柴 あずき
原作:鶴間 香
出演:山崎 まさよし/真田 麻垂美/ダンカン/鶴見 辰吾
人気バンドのヴォーカリストの花火はバンドの解散後、都会を離れ、田舎町でキャベツを育てて生活している。彼は、音楽への自信を失い、心を閉ざしてしまっていたのだ。ある夏の日、花火の前に不思議な少女、”ヒバナ”が現れる。しつこくつきまとうヒバナに、花火はうっとうしく感じていたが、ヒバナの明るさに触れるうちに心を開いていく。ヒバナのダンスに刺激を受けて、花火は曲を作り始める。
花火がしだいにヒバナを受け入れていく姿を、淡々と描いているのが、僕は好きです。人と人が、こんな風に距離を縮めるのはたぶん理想だと思う。この映画の出演者はみんな”目”がすごくいい。特にヒバナの目を観ていると引き込まれてしまいそう。窓の向こうに輝く月が、とてもきれいでした。花火の姿を自分に重ねると、なんだか勇気が出てきます。
1998/02/10 池袋ACT-SEIGEI THEATER