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1998年03月 アーカイブ

1998年03月05日

ニル・バイ・マウス

監督・脚本・制作:ゲイリー・オールドマン
制作:リュック・ベッソン/ダグラス・アーバンスキー
音楽:エリック・クラプトン
出演:レイ・ウィンストン/キャシー・バーク/チャーリー・クリード=マイルズ

イギリスはサウスロンドンのデプトウッド。失業中のレイモンドは、夜になると義弟のビリーや仲間達とパブにくりだす生活を送っている。ビリーは母親のジャネットと祖母と暮らしているが、母親が稼いだ金を麻薬につぎ込む麻薬常習者。ジャネットはそんなビリーの姿に、悲しみにくれるだけだった。さらにジャネットにはもう一つ心配なことが娘ヴァレリーの夫、レイモンドの事だ。2人の間にはかわいい娘がいるが、酒癖の悪いレイモンドはヴァレリーに暴力を振るうのだ。ヴァレリーはただ耐えるのみ。しかし、レイモンドの暴力はさらにエスカレートするのだった。

イギリスの労働者階級の失業、アルコール、麻薬、暴力、という生活が直視するのがつらくなる程、スクリーンに映し出されます。特にレイモンドの暴力を受けるヴァレリーの姿は痛々しい。顔は腫れ、流産しても、彼女が別れないのはなぜなのか。その場に留まるしかしか選択することができないのか。きっと彼女はレイモンドのやさしい姿を、そして彼の苦しみがわかるのではないだろうか、と僕は思った。かわいい少女の瞳に、両親の幸せでやさしい笑顔が映ることを祈りたい。

1998/03/05 恵比寿ガーデンシネマ

1998年03月19日

四月物語

監督・脚本:岩井 俊二
撮影:篠田 昇
照明:中村 祐樹
出演:松 たか子/田辺 誠一/加藤 和彦

北海道から大学入学のため、東京に出て来た楡野卯月(にれのうづき)。彼女がその大学を選んだ理由は、ある不純な動機だった。慣れない都会での一人暮らしに戸惑いながら、卯月の新しい生活が始まる。

あ~松たか子ってきれいだな~って思った。これを観ると。都会の生活に慣れてない初々しい感じがいいんだよ。
それに、「岩井組」の映像がとてもよかった。春のやさしい光が映画を包んでいて、とてもあったかい雰囲気なのです。「昔の自分はあの時~」って、思い出してしまうでしょう。1時間ちょっとが短く感じるかもしれないけど、かえってその後の卯月を想像したりできるから、ちょうどいいんじゃないかな。

1998/03/19 渋谷シネ・アミューズ

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