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1998年05月 アーカイブ

1998年05月12日

ビヨンド・サイレンス

監督・脚本:カロリーヌ・リンク
脚本:ベス・セルニン
出演:タティアーナ・トゥリープ/シルビー・テステュー/ハウィー・シーゴ/エマニュエル・ラボリ

ミュンヘン郊外に住むララは8才。父マーチンと母カイは耳が聞こえずララは幼い頃から手話を覚え、両親の通訳を務めている。そんなララの憧れは父の妹でクラリネット奏者のクラリッサ。しかしマーチンは自由奔放な態度、なにより聾のマーチンを嘲笑うように音楽を奏でるクラリッサをあまり良く思っていなかった。クリスマスの日、クラリッサは幼い頃使っていたクラリネットをララに贈る。嬉しそうに吹いて見せるララにマーチンの気持ちは複雑だった。そして10年の時が経ち、ララは音楽学校を受ける決意をする。

実際に聾の俳優が演じていて、彼らの表情はとてもリアル。それになんといっても前半のララを演じる少女。通訳をごまかしたり、ちょっと大人の一面を見せる姿はとってもかわいい。娘と父親の葛藤に悩みながら、お互い成長していく様はとても素敵。家の外で静かに降り積もる雪と家の中のやわらかい灯かりがとてもあたたかい。ハッピーなエンドに涙してしまう心暖まる映画です。

1998/05/12 銀座テアトルシネマ

1998年05月30日

卓球温泉

監督・脚本:山川 元
出演:松坂 慶子/蟹江 敬三/牧瀬 里穂/ヨースケ

結婚以来、専業主婦を続けている藤木園子。しかし最近は、夫や高校生の息子との会話はなく、日々の暮らしに行き詰まりを感じ始めていた。そんな時、園子は自分の気持ちを相談したラジオのDJに、「家出でもしちゃえば」と言われ、家出を実行する。彼女の向かう先は一体…

これは松坂慶子の魅力に尽きるでしょう。こんな生き生きとした人が自分の母親だったら、妻だったらって世の男性は思っちゃうよ。
この映画内のセリフはとっても印象深いものが多い。こういうのを観ると、邦画っていいよなって思います。日本人なので日本語だからわかることってあるわけです。
これを見て、相手の気持ちを少しでも考えるきっかけになるのかもしれない。

1998/05/30 フジサワ中央

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