監督・脚本:アボルファズル・ジャリリ
出演:メヒディ・アサディ/アスガル・ゴルモハマッデ/ホセイン・マルミ/モフセン・バナヒ
テヘランに出稼ぎに来ているシュアン。そこへ原因不明の全身麻痺にかかってしまった妹のバルトを連れ、父がやって来る。妹の病気を治すため、シュアンと父は様々な人々に会い、いろいろな治療法を試すが、治る気配がない。それでもシュアンは病気が治ることを神に祈り、治療法を探し続ける。
子供が主人公というのはイラン映画の特徴。「かさぶた」のハメッド同様、微妙な表情をしているシュアン。でも、妹の病気のためにがんばる姿は、父親よりも頼もしい。それに、シュアンにひそかな思いを寄せるマスメがとてもかわいい。バルトの見つめる先には、きっとお兄ちゃんのがんばる姿が映っているだろう。
1998/12/14 銀座シネ・ラ・セット