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1999年04月 アーカイブ

1999年04月03日

大阪物語

監督:市村 準
脚本:犬童 一心
出演:池脇 千鶴/南野 公助/沢田 研二/田中 裕子
1999/日

売れない夫婦漫才師を両親に持つ霜月若菜は14才。裕福ではないがそれなりに幸せな生活に、若菜は満足していた。しかし、父親の愛人が身ごもってしまい、両親は離婚することに。離婚後も漫才師として仕事を続ける2人に若菜は戸惑う。父親の浮気癖は一向に直らず、愛人も愛想をつかして、赤ちゃんを残し出ていってしまう。さすがに気落ちした父親も、どこかへ消えてしまった。若菜は家族のために、そして自分のために父親探しの旅に出る。

実際に夫婦の沢田研二と田中裕子の夫婦漫才が妙におもしろい。いかにも”大阪”というエッセンスが映画ににじみ出ています。1年間という時間を費やし、日本の懐かしい町並みの中に、旅をしながら自身も成長していく姿を見せる池脇千鶴の笑顔が、とっても素敵です。

1999/04/03 テアトル新宿

1999年04月17日

虹の岬

監督:奥村 正彦
原作:辻井 喬
脚本:中村 努
出演:三國 連太郎/原田 美枝子/夏八木 勲
1999/日本

戦争も終焉を迎えつつあった昭和19年。大学教授夫人の祥子は、歌人であり、住友の理事でもあった川田順と出会う。短歌を通して変わりつつあった祥子に、川田は好いてはならないと知りつつ、自分の思いを告白し共に生きることを決意する。

鑑賞時に僕の周りはみんな年配の人だらけ。なんかすごかった。これは大人の映画だ。僕みたいな若僧が何か言うなんておこがましい。なんか文学的な雰囲気が難しく感じてしまって雰囲気に負けてしまった。
ただ原田美枝子の美しさはこんな若造でもわかるぞ。

列車の窓に映る置いてきた子供の姿にはちょっと違和感。所々でそういった合成というか、演出があるんだけど、この映画には合わない気がするんだけどなぁ。回想シーンを挿むのが嫌なのだったのだろうか。でもこれって演出の失敗な気がするのだけど。事実を描いた作品なのに変な合成によって違和感を与えてしまうのはもったいない。老いらくの恋がテーマならそれに見合う渋い演出を期待したい。ちょっと残念な所です。

1999/04/17 横浜オデオン座

1999年04月24日

フェアリーテール

監督:チャールズ・スターリッジ
原作:アルバート・アッシュ/トム・マクローリン
原作・脚本:アーニー・コントレラス
出演:フロレンス・ハース/エリザベス・アール/ピーター・オトゥール
1997/イギリス

第一次大戦下のイギリス。8才のフランシスは、父が戦地で行方不明になり、1人でいとこのエルシーの家に疎開する。2人は家の近くの小川で妖精を見つけ、息子の死により塞ぎ込んでしまった母のために、妖精の写真を撮影した。
しかし、その写真はコナン・ドイルの手により世界中に発表され、妖精の棲む森は大人達の手により荒らされてしまう。

コナン・ドイルが取り上げ、世界中を驚かせた”コティングリー妖精事件”を元に映画化。とにかく、2人の少女がとってもかわいい。誰もが子供の頃に持っていた無垢の心、信じる心を持つことの素晴らしさを教えてくれます。
とてもきれいな映像で、森の木洩れ日が印象的な素敵な映画。

1999/04/24 銀座テアトルシネマ

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