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1999年06月 アーカイブ

1999年06月05日

ワンダフルライフ

監督・脚本:是枝 裕和
出演:ARATA/小田 エリカ/内藤 剛志/寺島 進/谷 啓
1998/日本

この世とあの世の間にある施設。死者はここで、生前の思い出を一つ選び、映画として上映、その思い出を胸に、天国へ旅立つことができる。今日もこの施設に22人の死者が施設に案内される。施設の職員らは、死者の思い出選びを手伝うため、死者と面談を行う。

死者の思い出選びに迷う姿を、ドキュメンタリーのような撮り方で迫っています。この撮りかたがとても素晴らしい。まるで自分が死者の話を聞きだしているかのようです。きっと観終わった後、もし自分だったらどんな思い出を選び出すのか。また、自分には選ぶ思い出があるのか。なんて考え始めてしまいそう。

1999/06/05 渋谷シネマライズ

1999年06月19日

鉄道員(ぽっぷや)

監督:降旗 康男
脚本:降旗 康男/岩間 芳樹
撮影:木村 大作
出演:高倉 健/大竹 しのぶ/広末 涼子/田中 好子/小林 稔侍
1999/日本

北海道のある路線の終着駅・幌舞駅の駅長、佐藤乙松。駅長とはいえ、駅員はなく、駅長自ら仕事をこなし、駅に隣接する部屋で暮らしていた。しかし、乙松はもうすぐ定年。それと同時にその路線も廃線されることが決まっていた。乙松は、ぽっぽやとしての自分の人生、亡くした妻、娘のことを振り返りながら、今日も駅のホームに立つ。

浅田次郎原作の映画化、高倉健の出演、その他出演者、スタッフが豪華、などで話題になった映画。この映画は絶対に観るべきです。あなたが日本人であるなら絶対観てください。泣きます。絶対に泣きます。
回想シーンばかりで、一見退屈してしまいそうですが、笑いあり、涙ありと実に素晴らしいです。
北海道の自然をとても上手に切り取った映像と、さりげない演出も良い。丁寧に作られた映画です。

1999/06/19 フジサワ中央

1999年06月23日

きみのためにできること

監督:篠原 哲雄
原作:村山 由佳
脚本:高橋 美幸
出演:柏原 崇/真田 麻垂美/川井 郁子/岩城 晃一/大杉 漣/田口 浩正
1999/日本

録音技師の高瀬俊太郎は、ドキュメンタリー番組の取材のため宮古島を訪れる。レポーター役の鏡耀子は撮影スタッフと息が合わず耀子は浮いてしまうが、高瀬はそんな彼女にひかれるものを感じていた。しかし、高瀬には学生時代から付き合っている吉崎日奈子が。2人はいつもEメールで連絡を取り合っていたが、忙しくなる高瀬との間に、距離を感じ始めていた。日奈子と耀子の間で揺れる高瀬は、宮古島で録音技師の先輩である木島と出会い…

『月とキャベツ』に続いて出演した、真田麻垂美の瞳に、いきなりやられた。あの瞳はやばいなぁ。
大杉漣などのわき役陣も良い。男性は、柏原崇の仕事と恋人との間に苦悩する姿に、思わず自分を重ねて観てしまいそうです。そういえば「月とキャベツ」でも山崎まさよしが葛藤で揺れる男を演っていたけど、僕の中では篠原監督はそういう脚本を活かすのがうまい人ということにすっかりなってしまった。
宮古島の穏やかで美しい風景が映画を包み込んでいて、とても気持ちのいい映画だ。

1999/06/23 横浜オスカー

スターウォーズ エピソードI

監督・脚本:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニールソン/ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ジェイク・ロイド

はるかかなたの銀河系。惑星ナブーは貿易交渉のもつれから、通商連合艦隊により包囲されてしまう。ジェダイの騎士、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは連合へ説得を試みるが、失敗し辛くもナブーへ逃げた2人。ナブーの女王、アミダラの身を案じ、ナブーからの脱出を計るが…

行ってしまいました先行上映。待つこと約2時間半、いやぁすごかった。何がすごいってCGをふんだんに活かした特殊効果が。観るのも疲れたよ。
なんでも全シーンの95%にCGが使われているとか。そりゃ制作時間かかるよなぁ。
F1のようなレースあり、チャンバラありと見所たくさん。帰り道、持っていたビニール傘を、ライトセイバーに見立てて振り回してしまった。
でもCGは表現手段の一つにすぎないということと、映画に大事な要素はキャストとスタッフとそして脚本でしょう。それにこの映画は始まりを迎えただけだ。
これから始まるスターウォーズの伝説はこの先の「II」そして「III」へと続いていくのだから。

1999/07/03 藤沢オデオン座

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