ジャンヌ・ダルク
監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ジョン・マルコヴィッチ/フェイ・ダナウェイ/ダスティン・ホフマン
1999/アメリカ
フランスとイギリスとの戦争状態の中、ジャンヌはフランスの田舎町で生まれる。13才になったジャンヌは花畑や草原を駆け巡る活発な少女に育ち、また暇さえあれば教会に行き、告解する信仰深い少女でもあった。しかし平和な村にもイギリス軍は進行してきて、村は火の海に。またジャンヌの姉カトリーヌは、ジャンヌを戸棚に隠した後、イギリス兵に見つかりジャンヌの見ている前で殺され、犯される。
時は流れ、17才になったジャンヌは神の声を聞き、シノンの城にいる王太子シャルルのもとへ向かう。
18才でフランスを奇跡的に勝利に導いた聖女ジャンヌに、『レオン』、 『フィフス・エレメント』の リュック・ベッソンが挑む。ベッソンの 映画はやっぱりロマンチック。でもただロマンチックなだけでなく、 しっかりと現実も描いている。この辺が彼の凄いところではないだろうか。 序盤の戦闘シーンでもう僕はジャンヌのとりこになっていた。 「Follow me!」と叫んで敵に突進する姿に非常に感動した。その瞬間、 僕の中でミラは完全にジャンヌだった。
後半は味方に裏切られ、イギリス軍の牢獄の中で自分の良心と自問自答するジャンヌ。実際彼女も牢の中で自分に問いたのだろうか。20才にも満たない少女が、自分の行いを信じ戦ってきたのが、用が終わると突然裏切られてしまうのだ。牢の中で1人でいれば自分に問いたくもなるだろう。
僕は勉強不足で聖女ジャンヌの話を知らない。ベッソンの解釈がいいかどうか分からない。一つだけ分かる事はジャンヌが18、19の少女だったということだ。
1999/12/29 藤沢オデオン館