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1999年12月 アーカイブ

1999年12月29日

ジャンヌ・ダルク

監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ジョン・マルコヴィッチ/フェイ・ダナウェイ/ダスティン・ホフマン
1999/アメリカ

フランスとイギリスとの戦争状態の中、ジャンヌはフランスの田舎町で生まれる。13才になったジャンヌは花畑や草原を駆け巡る活発な少女に育ち、また暇さえあれば教会に行き、告解する信仰深い少女でもあった。しかし平和な村にもイギリス軍は進行してきて、村は火の海に。またジャンヌの姉カトリーヌは、ジャンヌを戸棚に隠した後、イギリス兵に見つかりジャンヌの見ている前で殺され、犯される。
時は流れ、17才になったジャンヌは神の声を聞き、シノンの城にいる王太子シャルルのもとへ向かう。

18才でフランスを奇跡的に勝利に導いた聖女ジャンヌに、『レオン』、 『フィフス・エレメント』の リュック・ベッソンが挑む。ベッソンの 映画はやっぱりロマンチック。でもただロマンチックなだけでなく、 しっかりと現実も描いている。この辺が彼の凄いところではないだろうか。 序盤の戦闘シーンでもう僕はジャンヌのとりこになっていた。 「Follow me!」と叫んで敵に突進する姿に非常に感動した。その瞬間、 僕の中でミラは完全にジャンヌだった。
後半は味方に裏切られ、イギリス軍の牢獄の中で自分の良心と自問自答するジャンヌ。実際彼女も牢の中で自分に問いたのだろうか。20才にも満たない少女が、自分の行いを信じ戦ってきたのが、用が終わると突然裏切られてしまうのだ。牢の中で1人でいれば自分に問いたくもなるだろう。
僕は勉強不足で聖女ジャンヌの話を知らない。ベッソンの解釈がいいかどうか分からない。一つだけ分かる事はジャンヌが18、19の少女だったということだ。

1999/12/29 藤沢オデオン館

ファイト・クラブ

監督:デイビット・フィンチャー
原作:チャック・ポーラニック
脚本:ジム・ウールス
出演:エドワード・ノートン/ブラッド・ピット
1999/アメリカ

車両保険会社の仕事をするジャックは、北欧家具に囲まれたコンドミニアムに住んでいるが、不眠症に悩んでいる。医者に相談するが取り扱ってもらえず、病気でもないのに様々なセラピーを訪れ、重病患者と共に泣くことで安らぎを感じ眠りについていた。しかし、自分と同様にセラピーを訪れる女性、マーラに気づいたジャックは、再び不眠症になる。
ある日、ジャックの飛行機の席の隣に、石鹸販売をするタイラーという男が座った。彼の話に興味を持ったジャックは名刺を交換。ジャックが帰宅すると、彼の住む部屋で爆発事故が起こり、頼るあてのないジャックは知り合ったばかりのタイラーに電話をする…

「セブン」のフィンチャーとブラッド・ピットが再び手を組んだ本作品。映像がものすごく凝っていてもうフィンチャーにメロメロ。最初のキャスト紹介で引き込まれる。映像と音楽がとってもイイ。「自己の解放」は男達にとってある意味、生きる中でのテーマだ。別に考える必要はないが、この映画はその辺の事をノートンを通して我々に投げかけている。ブラピ演じるタイラーは僕らの中に確実に居るだろう。あなたが不眠症になった時、彼は行動を起こすかもしれない。

1999/12/29 藤沢オデオン館

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