監督:ジェラール・クラヴジック
脚本:リュック・ベッソン
出演:サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル/マリオン・コティヤール/エマ・シェーベルイ
2000/フランス
マルセイユを疾走するプジョー406を改造したタクシー。ハンドルを握るのはスピード狂の運転手ダニエル。今日はリリーの両親に挨拶をする約束なのに、産気づいた妊婦を乗せ病院に向かうことに。無事送り届けたもののリリーから怒りの電話が。なんとか約束の時間に間に合ったダニエルだったが、リリーの父親はなんとフランス軍の将軍。ダニエルは日本から来る防衛庁長官を迎える将軍のため自慢の愛車で送り届けることに。
その頃日本からヤクザの手下が日仏国交断絶を狙い長官の誘拐を企てていた・・・。
前作『Taxi』から2年。ダニエルとエミリアンが再びコンビを組みました。今回の舞台はパリ。製作・脚本はベッソン。前作を知っているし、結構好きなんで期待して観に行きました。
今回の犯人グループは日本人。ってことで三菱ランサー。なんで?
どうやら欧州ではかなり人気があるみたいです。高いようですが。まぁ最終的にはベッソンが「悪そうだから」と選んだみたいですが・・・。
肝心の中身ですが、笑わせてくれます。今回も。この点に関しては文句付けられません。わかりやすーいコメディ。わかりやすーい勘違い。これを観て一度も笑わない人はいない(はず)。
でもねぇ~、笑ってばかりはいられないような気もします。バカにされすぎだぞ日本人。これは怒っていいんじゃないでしょうか。そこのおっさん!笑ってる場合じゃないぞ。
やはり本物のカーアクションは迫力が違う。あの流れるような本物の動き、素晴らしい!せっかくの音楽が聞き取れないくらいぼくはドキドキしてしまった。CGの作り物なんて目じゃないね。でもちょっとやりすぎの感もある。
今回の改造プジョーはまたかっこよくなりました。スイッチ周りも一新。しかも羽が付いてる!ってことは・・・それは観てのお楽しみ。
前作はリリーの思いは果たされたけど、今回はず~っと待たされっぱなし。ちょっとかわいそうに思うのはぼくだけかな。まぁペトラは大活躍だったけどさ。あと間抜けな署長は相変わらずだった。
細部まできっちり描かれていた前作と比べ、今回は、はしょった感じ。それが良いのか悪いのかは観る人次第かもしれません。
ぼくは悪い方に感じました。時間のせいかな。やはり90分にしては展開が盛り込みすぎ。監督が変ったからかな。それとも次回作を意識してしまったのか。もう決定してるみたいだし。後に続くように作ることを意識したのだろうか。それとも笑いを求めすぎたのかもしれません。
なんにせよなんだか全体的に中途半端になってしまったことが残念。まぁ次回作に期待するか!?
2000/8/13 厚木シネマミロード