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2000年11月 アーカイブ

2000年11月03日

プリンセシーズ

監督・脚本:シルヴィ・ヴェレイド
出演:エマ・ドゥ・コーヌ/ジャン=ユーグ・アングラード/カロル・ロシュ/ジョアン・レゼン
2000/フランス

ソフィはある日、父親に殺人容疑がかけられて警察へ。そこにはヴィルジニーという少女もいた。そこで彼女達は異母姉妹であることを知らされる。反発心を感じながらも、2人は父親を探す旅に出るのだが・・・

フランスの人気者エマ・ドゥコーヌ主演作。激しい感情を内に秘めた2人の少女にフランスの新進気鋭、シルヴィ・ヴェレイド監督が迫る。

サスペンス的な要素があるのだけど、基本的には2人の少女の成長を描いた作品。
幼児期に父親から受けた暴力で病んだ心と、内に抑え込んだ激しい感情をどう受けとめ、どう生きるかがテーマ。

同じ父を持つ2人の少女も、最初は対照的な表情を見せる。ソフィはいつも冷静さを保つような印象だ。でも実は淋しい。誰かを求め、そしてここではないどこかを探し求めている。でも冷静さが邪魔をして最初の一歩を踏み出せない。そんな時に父親探しの旅は彼女にとって背中を押されたような感じだったのだろう。最初は不安気な表情も次第に逞しくなり、自分らしさをなんとなく見つけたような、そんな自信を感じさせる表情になった。
一方ヴィルジニーはソフィとは反対に強気な印象を残す。しかし徐々にその態度も弱まり、結局はソフィ同様に寂しさを抱えた少女だったことを露わにする。

2人は出会って最初、反発しあうものの旅に出て助け合う内に互いを認め合うことができるようになる。同じ境遇の2人は、相手を見る事によってそこに自分の姿をも見たのだろう。
そして彼女達は求めていた誰かつまり家族を、帰る場所を得る事ができた。恋人ではなく。まずは家族の存在があって人は前に進むことができる。彼女達の人生はこれからが始まりなのである。

テーマの選定も描き方もそこそこ。音楽にも少女達の心情を表すようにするなどの工夫は、センスの良さが光る。意図的にわかりづらい構成をしたのはちょっと嫌だけど。
でもフランス映画は難しい。言葉はまったくわからないし。
今回映画祭では英語と日本語の字幕が表示され、英語が下に、日本語が右に表示された。これが見づらくてセリフのわからなかった所があったのは残念だ。
でもこれは監督せいではないけどね。

2000/11/3 東京国際映画祭 Bunkamuraオーチャードホール

2000年11月05日

カオス

監督:中田 秀夫
原作:歌野 晶午
脚本:斎藤 久志
出演:萩原 聖人/中谷 美紀/光石 研/國村 隼
1999/日本

便利屋の黒田は佐緒理という女性から狂言誘拐を頼まれる。黒田の思い通りに計画は進み、佐織理の夫は警察に連絡。
しかし佐織理が何者かに殺されてしまい、黒田がその始末をすることに。ところが・・・

「リング」で一躍脚光を浴びた中田秀夫が描く犯罪サスペンス。というかラブサスペンスかな。
原作の「さらわれたい女」はサスペンス性が強いらしいけど中田監督はこれを恋愛映画にしたいと思ったようで、そっちの方向に。結果サスペンス性は弱まった。
ぼくは原作を読んでおらず、先入観を持たずにこの映画を観る事ができましたが、原作とはだいぶ違った作風になっているらしい。

で肝心の中身ですが、導入部から中盤はかなり楽しめる。時間の流れを上手く切り取って、並べ替えて見せたつくりは映像だからできる技。映画だからできる技。
シーン毎に次を期待しながらで、引き込まれてしまった。

ところが中盤以降、すべての点が線となったあたりからテンポが悪くなってしまった。終いには萩原聖人と中谷美紀頼りのような印象になってしまった。2人のからみを撮りたかっただけのような・・・

だけど萩原聖人は良かった。どこか頼りなげな雰囲気ながら、常に冷静な判断と行動力で狂言誘拐に仕組まれた罠に迫る姿は良い。
一方中谷美紀は今回も狂気に満ちた表情を見せる。でもなんかいまいち。『ケイゾク』の印象が強すぎたためだろうか。強いイメージを持ったキャラクターを変えるのは大変かもしれない。
主演の2人以外で目立った人がいなかったのがちょっと残念。國村さんが素直な刑事役だなんてもったいないような気が・・・

仕組まれた罠の先にあるものは希望かそれとも悲劇か。
そして最後に残るのは一体誰か・・・答えは劇場で。

2000/11/5 テアトル新宿

2000年11月11日

スペース・カウボーイ

監督:クリント・イーストウッド
脚本:ケン・カウフマン/ハワード・クラウスナー
出演:クリント・イーストウッド/トミー・リー・ジョーンズ/ドナルド・サザーランド/ジェームズ・ガーナー
2000/アメリカ

ある時ロシアの通信衛星が故障。故障したシステムが旧式のため、NASAは引退した飛行士4人を召集することに。その4人とは40年前、宇宙行きを目前に阻まれたことがある「チーム・ダイダロス」のメンバーなのだった。
4人は厳しい訓練をなんとか乗り越え、夢の宇宙に旅立つ。そこで彼らが見たものとは・・・

「なんて感動的な映画なのだろう」というのが観終わって最初にメモした言葉。
70のじいさん達が夢をかなえるべく、無理難題を持ち前の皮肉たっぷりのジョークでかわす姿、表情はかわいいというかカッコイイ。

4人の中でリーダーはフランク(クリント・イーストウッド)なのだけど、見せ場のストーリーはホーク(トミー・リー・ジョーンズ)のためある。他の3人はどちらかといえば引き立て役のような感じだ。
こーいう所を観るとぼくはカッコイイと思うのですが・・・変かな。
普通はフランクだろうけどさ。

この映画のセリフやカメラの画は実に適切に配されている。この作りは丁寧に観て欲しい。ひとつひとつしっかりと。途中でトイレになんて行っていけない。その瞬間にこの映画の面白さは半減してしまうかもしれないのだから。
2時間10分というのは長いように思うかもしれませんが大丈夫。観客にちゃんと余裕を持つ事ができるように、クリント・イーストウッドは"間"を作ってます。
それ故どのシーンもしっかりとしたリアリティがあって説得力がある。

イーストウッドは観客の事を考えていると同時にかなり観客を試していると思う。
彼は本当の「映画」を知っているからだろう。この映画を最近の映画に比べたら退屈に感じてしまうかもしれない。
でもこの映画は他のハリウッド映画とは違うことをわかって欲しい。そしてじっくりとゆっくりと観て欲しい。細かいところを観ろ、なんて難しいことは言いません。シーンを観て、セリフをしっかりと聞いていればいいのです。
そうすればラストに描かれている、あるシーンの意味がわかると思います。

あなたは『映画』を観ていますか?

2000/11/11 厚木シネマミロード

2000年11月19日

いつまでも二人で

監督:マイケル・ウィンターボトム
脚本:ジョン・フォート
出演:クリストファー・エクルストン/デヴラ・カーワン/イヴァン・アタル
1999/イギリス・アメリカ

イギリス、北アイルランドの町ベルファスト。29歳のロージーはヴィンセントと結婚して5年目。ヴィンセントは警官を辞め、ロージーの父のガラス工場を継いでくれるし、頼りになる。不器用だけど愛情を感じることができる。まあまあ幸せの2人だけど、子供ができないのが悩みで最近、倦怠気味。そんな時、ロージーの初恋の人ブノワが現われて・・・

『ウェルカム・トゥ・サラエボ』『ひかりのまち』のマイケル・ウィンターボトム監督作のラブコメディ。ぼく自身、彼の作品は2作目なのだけど、作品毎に違った印象を与えてくれる"貴重"な監督さんだ。自分で脚本を書かずまず脚本ありきという姿勢も結構好き。

今回はラブコメディということだけど、笑わせ役は専らヴィンセントで、やはり中心となるのはラブストーリーだ。
ここで描かれる夫婦はまるで万国共通の悩みを持った、ごく普通の夫婦。不妊に悩み、仕事場でのストレスも苦痛の域に達している妻と、趣味は車とゴルフで言葉で伝えるのが不器用な夫。そんな夫婦の前に妻の初恋相手、しかもフランス人が現われるのだから、妻はドキドキ、夫はイライラだ。そして、"女"はどちらを選ぶのか・・・
うーん上手いねぇ。

そしてこのストーリーを映像化させてより上手に伝えるのがウィンターボトム監督。細かい丁寧な作りは観ていて安心。ロージーの気持ちが、ヴィンセントの気持ちがスクリーンの向こうからちゃんと伝わってくる。

ロージー役のデヴラ・カーワンがなかなかCUTEでGOOD。ヴィンセント役のクリストファー・エクルストンも背が高くてカッコイイ。とても自然な感じが夫婦っぽくて現実感があった。
で、ブノワ役のイヴァン・アタルは・・・どうなんだろう。というのもヴィンセントと対比させるという意味では良いキャスティングだ。でも彼にロージーが、強いては観客が惹かれるかは難しい。あのちょっとずんぐりむっくりした感じは・・・どうなんだろう。

ブノワの出現は、ちょっとした倦怠期の2人にとってお互いの気持ちを考える良い機会。男は自分のふがいなさを知り、女は抑制していた気持ちを解く。でもやはりそこは固く結ばれた夫婦。行き着く先は同じ所なのだ。

こういうのはカップルで観るべきだろうな。音楽も素敵な映画だし。
一緒にどうですか?

2000/11/19 銀座テアトルシネマ

2000年11月23日

スリ

監督・脚本:黒木和雄
出演:原田 芳雄/風吹 ジュン/真野 きりな/柏原 収史/石橋 蓮司
2000/日本

通勤客で混み合う車内に、ハコ師のスリ、海藤が周囲に注意を払っていた。かつては名人と称された海藤も、今やアルコール依存症で酒におぼれる日々を過ごし、指先は震えが止まらない。もはや全盛期のような技の冴えを失っていた。
そんな彼の元に弟子になりたいという若者、一樹が現われる。海藤は酒を断ち、かつての技を取り戻そうとする。だが・・・

久々に日本映画らしい作品。しっかりとした筋書きを持って描かれている映画は観ていてとても気持ち良い。
本筋は老いた男の復活と再生への執念、そこに男と女の想いが絡み合っていく。

余計な説明を省き「映像」で訴えるという映画本来の姿がここにはあった。当たり前のように思うが、昨今の映画はセリフでの説明が多すぎて観ているのがつらい時がある。映像で語られるべきことまでセリフで説明してしまい、観客がよくわからないまま進んでしまうことすらある。でもこれは映画。映像で見せるのが一番伝わると思う。観客の目を少しは信じてほしい。

原田芳雄の渋い演技の中に時折見せるユーモアがとても嬉しい。でも最初はモタついたテンポの印象だった。そこへ柏原が出てきた辺りから良いテンポで進み始めた。
さらに真野きりな演じるレイを加えた3人(+犬1匹)のやり取りは観ていて楽しかった。
それまで漂っていた暗い雰囲気、つまりは海藤の失意・失望がここを境に変り始めて、海藤の表情とともに輝き始めた。

女が男を求めた時、男は生きがいを求め、又は取り戻そうとしていた。海藤も刑事も一樹もそれぞれの生きがいを求めてさまよっている。
レイや鈴子(風吹ジュン)にできることは彼らを理解し、見守ることだけである。

海藤の見据える道の先には、果たして何があるのか。
そこに辿り着けるのは海藤自身だけだ。そこは海藤の道なのだから・・・

2000/11/23 渋谷シネ・アミューズ・ウエスト

ekiden(駅伝)

監督:浜本 正機
脚本:遊川 和彦
出演:伊藤 高史/中村 俊介/田中 麗奈
2000/日本

深紅のタスキかけて走る、陵明大学4年生岬壮介は、駅伝になると誰よりも早く走ることができる不思議なランナー。そして壮介からタスキを受けて奇麗なフォームで走る、アンカー早川義彦は日本陸上界期待の星。2人は大会4連覇を果たし卒業を迎える。
早川は有名実業団に入りマラソンに転向。一方壮介は幼い時から憧れていた横須賀造船に入社。しかしかつての名門駅伝部は見る影もなく、廃部となっていた。壮介は駅伝部復活のため人集めを始める。

いきなりでなんですが、ぼくは田中麗奈はそんなにタイプではないです。
でも、女優としての彼女は好き。『がんばっていきまっしょい』『はつ恋』と主演作は観ています。出演作『GTO』は観なかったけど・・
で今作は主演ではなく、あくまで脇役に徹した彼女。でも存在感をしっかり発揮してします。

と前置きはこれくらいにして、本題。
良い映画だなっという感じが映画館を出た後も残る映画。作りというか展開というか、そういったところが上手くできていて、嫌な印象を全く感じなかった。

駅伝やマラソンがストーリーの基本なので走るシーンがいっぱいあって、見せ方、演り方がとても難しいところだと思うのだけど、役者さん達はきっちりと走っていて、嘘ではない"本物"になっていた。特に主演の2人はトレーニングの成果か、かっこいい「走り」。それだけでちょっと感動した。

伊藤高史はこれが映画初出演初主演ということで相当緊張していたらしいけど、素朴な感じが壮介のキャラクターに合っていて、想像より良かった。一見セリフも少ないし寝てるか食べてるか走っているかという印象になってしまけど、それだけで表現することは大変なことだと思う。
映画の中で根津甚八が伊藤演じる壮介に対して「君は・・・そのままでいい」というセリフがあった時、壮介だけでなく伊藤自身へのメッセージのように聞こえた。そんななんでもないところに一人で嬉しく思ってしまった。

タスキを受け渡していく駅伝。そのタスキに込められた様々な人の想いと願い。ランナー達はその想いを受け取って走っている。マラソンだって、誰かの想いを胸にみんな走っている。だから走ることができるのだ。
そういう気持ちを壮介に感じて、岬壮介の走る姿にぼくは溢れる涙を止めることができませんでした。:ちょっとできすぎなシーンだとは思いましたが、涙はもう止められなかった。
これは脚本にやられたって感じだ。おそれいりました。

2000/11/23 新宿東映パラス2

2000年11月26日

十五才 学校IV

監督・脚本:山田 洋次
出演:金井 勇太/麻美 れい/赤井 英和/秋野 陽子/小林 稔侍/丹波 哲郎
2000/日本

中学3年生の川島大介は学校に対して疑問を感じ、登校拒否を始めて半年。ある日彼は、両親に内緒で屋久島の縄文杉を目指し、ヒッチハイクの旅に出たのだった・・・

山田洋次監督の「学校」シリーズ4作目は現代の悩める中学生を主人公に、監督得意のロードムービーで彼らへのメッセージを込めた作品となった。

なにはなくとも大介役の金井勇太君でしょう。雰囲気が吉岡秀隆に似ていて、「あぁ山田監督好みの少年だな」と思わせる。
最初は大介同様、不安いっぱいの表情だったけど、旅を重ね、様々な人々に出会い人生を感じるに従って、彼の表情が鋭くなって成長していくのがわかる。観ていてなんだか嬉しくなってしまった。

この映画はぜひ子を持つ親、もしくはこれから親になる人、つまりは老男若女を問わずみんなに観て欲しい。そして大人は大介少年の言葉に耳を傾けるべきではないだろうか。少年の言葉をわがままとして片づけてしまうのは簡単なことだが、そこに何か大切なことがあるように思います。

大介少年の出会う人々の中で一番印象的なのがひきこもりの青年、登と大介とのやり取り。彼らは初めて会ったのにすんなりと相手の気持ちを汲み取り、自分と近いものを感じ取る。ぼくは観ていて彼らの関係がとてもうらやましかった。
やがて別れの時が来、登が家から素足で駆け出てきて、ジグソーパズルのパネルと彼の詩を大介に贈った時、ぼくは泣いてしまった。こうして書いている時でも思い出して、泣きそうになるくらいです。その時の登の表情、いつまでもいつまでも手を振る姿、その姿を見る母親の表情がとても印象的でした。

ここで登の綴った詩は、きっと山田洋次監督の現代の若者に贈るメッセージ。
『そうだ急ぐことはないんだ。自分のペースで歩けばいい。』
そんな気持ちにさせてくれる詩を、ぼくはいつまでも心に残して置きたくなりました。

旅を終えた少年にはまだまだたくさんの旅が待っている。でも旅の後の大介ならきっと乗り越えることができるような気がします。自分のペースでね。

2000/11/26 フジサワ中央1

チャーリーズ・エンジェル

監督:マックジー
脚本:ライアン・ロウ/エド・ソロモン/ジョン・オーガスト
出演:キャメロン・ディアス/ドリュー・バリモア/ルーシー・リュー/ビル・マーレー
2000/アメリカ

ソフトウェア会社の創立者、ノックスが誘拐された!
彼が秘密裏に開発し、完成間近だった「音声追跡ソフト」と共に連れ去られてしまったのだ。
チャーリーからの指令を受けたチャーリーズ・エンジェルは、ノックスとソフトの捜索を開始。ほどなく彼を救出するのだが・・・

76年にTV放映がスタートし、全米の人気ドラマだった「チャーリーズ・エンジェル」をリメイク。よりCOOLに、よりSEXYに、をモットーにキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモアそしてルーシー・リューの3人がアクションに挑む。

う~ん。カッコイイねぇこの映画。3人のエンジェルの笑顔にもうメロメロ。3人のバランスが思っていたよりとれていて、なおかつそれぞれのキャラクターを活かしていた。
ドリューなんて身を削る思いをしてたし・・・
彼女は製作にも携わっており、相当な意気込みようで、さらにエンジェル達のリーダー的存在でもあってがんばっていた。ハードなアクションのためにダイエットまでしたらしいし。その甲斐あってか少しはそれっぽくなってはいた・・・ツッコミたくなるような所はあったけどね。
それにしてもあの彼氏はどーなんだい?

問題なのが、(いや別に問題ではないけど)誰が1番か。っていうかぼくの好みなんだろうけど・・・
可愛さならキャメロン・ディアスかなぁ。(胸チラにはやられた!)キレまくっていたのも彼女が1番だし。でもバランスが良いのはルーシーかなぁ。スマートさの中に見せる女の子らしさが可愛いじゃないか。
やっぱりぼくは黒髪好きのようです。

映画そのものの出来としてはちょっと物足りなさは感じた。でもこの映画はどーいう所を求めているかと言えば、いかにエンジェル達をカッコ良く見せるかと、どこまでおバカ度を徹底させられるかだと思います。
その点に関してはけっこう満足。観ていて楽しいのはいうまでもありません。笑えるし、ツッコめる、ツッコミ甲斐のある映画だ。
それに前半部に関してはシーンの切り替え、繋ぎ方がとても作り込まれていて、映像的に見てもかなりカッコ良い。映像を観ていてゾクゾクしたのは久し振りだ。

適度に短くまとめられていて(98分)、さほど疲れずに見ることのできる娯楽作。
これを観たらあなたもエンジェルの虜になること間違いなし!・・・かな

2000/11/26 藤沢オデオン座

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