シャフト
監督・脚本:ジョン・シングルトン
出演:サミュエル・L・ジャクソン/ヴァネッサ・ウィリアムズ/ジェフリー・ライト/クリスチャン・ベイル/トニー・コレット
2000/アメリカ
ニューヨークのバーで黒人男性が血を流して倒れているとの通報を受け現場に向かう刑事達。その中にタートルネックのシャツにレザー・ジャケット姿の男がいた。男の名は”シャフト”。悪を憎み正義を貫く彼の姿は刑事達のヒーローだが、一部には嫌な存在でもあった。
シャフトは現場での聞き込みの末、白人のウォルターを逮捕。しかし資産家の息子であるウォルターは金の力で保釈され、海外へと逃れてしまう・・・
71年に公開され、シャフトスタイル、「黒いジャガーのテーマ曲」を生み出した『黒いジャガー』。そして2000年。主演に今最も人気の黒人俳優、サミュエル・L・ジャクソンを起用してクールにそしてスタイリッシュにリメイクした。
なんといってもサミュエル・L・ジャクソンがカッコイイ。COOLでSEXYなシャフトは同性の自分からみてもウットリだ。
さらに”初代”シャフトのリチャード・ラウンドトゥリーが叔父役で出演。存在感あふれる演技と失われていない魅力に、ちょっと憧れのようなものを感じました。
それと同時に彼ら2人にこの映画の根底にあるものを感じた。
というのも、この映画は「黒人の黒人による黒人のための映画」。71年当時のことはわかりませんが、まだまだ差別的な扱いだったであろう彼らにとって、「シャフト」は皆の憧れていたものを持っていた。
それは「自由」や「勇気」。映画が彼らを相当に勇気付けたことだろう。
アクション映画ってことなんだけど、最近の映画のような派手な銃撃戦ではなくいたってシンプルにまとめられている。
敵対関係の麻薬王や白人の兄チャンも人間っぽく描かれていて、全体的にシンプルに抑えた印象。殺された黒人の母親は一言もセリフがなかったけど、存在感がすっごくあった。
ストーリーの進め方にやや強引な感もあったけど、どれもこれも結果的にはシャフトがカッコ良ければすべて良し!
オープニングからカッコ良いもん。
サミュエル・L・ジャクソンのファンもそーでない方もシャフトの魅力に引き込まれます。
2000/12/2 厚木シネマミロード3