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シベリア超特急2

監督・原作:水野 晴郎
脚本:北里 宇一郎
出演:水野 晴郎/淡島 千景/草笛 光子/光元 幸子/二宮 さよ子/寺島 しのぶ/加茂 さくら/長門 裕之
2000/日本

第2次世界大戦直前。欧州各国の情勢を視察した山下奉文陸軍大将は、帰国のためシベリア鉄道に乗車。しかし謎の線路爆破事件が起こり、満州の菊富士ホテルに宿泊することになった。そしてその夜、ホテルの一室で殺人事件が起こり、アリバイのない山下大将に疑いが・・・

前作『シベリア超特急』が受けたことに気を良くした水野晴郎の監督作2作目。今回は脚本を除いて監督・原作・脚色・主演とそれでもやはりフル回転でやってくれます。

僕は残念ながら前作をいまだに観ていません。まぁ話につながりはないのでその辺の心配はなし。ちなみに観に行った劇場ではレイトショーで前作の「ディレクターズカットアメリカ版」というのをやってました。さすがにそこまでの熱意はないけど・・・でもビデオは観たいなぁ。

さて内容はというと・・・山下将軍がシベリア鉄道を利用したのは事実。そこをハルオが思いっきりフィクションとして作り上げた世界。そこはハルオの世界でハルオが”絶対”の存在。
ブライアン・デ・パルマの長回しに挑戦したいと言えば誰がなんと言おうとやる。その結果、例えハルオ自身がトチりそうな部分があっても他がOKならそれで良し!だいたいハルオの演技力なんて誰が期待するのだろうか。いやしないね。ハルオに期待するのはどれだけこの映画を引っ掻き回してくれるのかということでしょ。彼を観ているとドキドキするもん。心配でもあり、何をやらかしてくれるのかという期待で。

でも何がハルオをそこまで駆り立てているのか・・・。それはやっぱり映画を創るという夢なんだろうな。そして映画が好きってこと。スクリーンのハルオの顔はとても嬉しそうだし、監督として創っている時も、苦労もあるけどそれでも楽しそうにしている顔が浮かんでくる。
ということで水野さんには完結するまでこのシリーズを創り続けて欲しい。まだまだネタはお持ちでしょうから。

まぁどれほどのものかはその目で確認してください。ってお勧めはできませんが、観たい人は観ろ!

2001/1/28 銀座シネパトス

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